このブログは、アラフィフの物欲オジことブツオジが気になったAIガジェットに片っ端から突っ込んでいく”浅堀り体験ブログ”です。
本日のテーマはメモ習慣とEven G2の文字起こし機能。ガチ勢でもなく専門家でもない”ライト層のリアル”をお届けします。
結論
NotePin Sを忘れた日。AIボイレコ機能をEven G2だけに頼り過ごす事になり、書き出し機能を初めて使った。そこで文字起こし無料無制限の破壊力に気づいたというのが今回の結論だ。ただし100%は信用できない理由もある。メモをやめた話と、ツールへの信頼と不安が同居しているけど、新しい気づきがあったことについて話をしていきたい。
「ちゃんとメモしろ」世代の話
新入社員のころ、上司にこっぴどく言われた。
「メモしろ。手が動いてないやつは覚える気がないやつだ」
理不尽にも思ったけど、それが社会人の作法として刷り込まれていった。打ち合わせのたびにノートを広げ、要点を書き、あとで読み返して「何が書いてあるかわからん」と頭を抱える——そのサイクルを20年以上繰り返してきた。
ここ数年でようやく紙のメモ帳を廃止した。会社ではiPad miniとWindowsノートPCを使っていて、OneNoteにタイピングか手書きでメモするスタイルに切り替えた。OneDrive経由でiPad miniでもPCでも同じメモが見られる——これには素直に感動した。デジタルってすごいな、と思っていた時期がある。
なのに最近、AIが生活に浸透し、そのOneNoteへのメモすらほとんどとらなくなった。
最初はそれが不安だった。手が動いていない自分に、あの上司の声が聞こえてくる気がした。紙をやめてデジタルに移行したときの「これで十分」が、またひとつ上書きされていく感覚。でも少しずつ、その罪悪感が薄れていった。
AIの要約は、手書きメモより骨格がしっかりしている
不安が薄れていったのは、AIが吐き出す要約の質のせいだ。
NotePin SやEven G2で録って、AIで自動要約。返ってくるのは、あのころの「あとで読んだら意味不明なメモ」じゃない。話の流れを追えて、決定事項と宿題事項が整理されていて、誰が何を言ったのかも補完されている。いろいろ運用の問題はあるが、自分の手書きメモより、骨格がしっかりしているのは間違いない。
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これは正直、悔しさより先に「便利だな」が来た。メモの目的は「記録すること」じゃなくて「あとで使えること」だったんだと、20年越しに気づいた。遅い。
手を動かさなくていい分、会話に集中できるようになった。相手の話を聞きながら同時にメモする、あの分裂した状態がなくなった。それだけで、打ち合わせの密度が変わった気がしている。
メモをやめることへの罪悪感はどこへ行ったか
正直に言うと、まだ少し残っている。
特に年配の相手がいる場で、手元に何も持っていないと「こいつ、何も書いてないぞ」と思われそうで気になる。Even G2をかけていれば録れているのに、相手からは何もしていないように見える。
メモを「している感」を出すために、あえてiPadでApple Pencilを握って演技をすることもある。我ながらよくわからない行動をしていると思う。
NotePinsを忘れた日に、気づいたこと
先日、会社に行く途中に気づいた。『あっ、持ってない』と。。。。
NotePinsがない。充電しながら机の上に置いてきた。
オジに取って重要会議を記録する相棒はNotePin Sだったのだ。
この記事でも書いているのでお時間あれば読んでいただきたい。
「まぁまぁの絶望」というのはこういう感覚のことを言う。かといって取りに帰れる時間もない。仕方なくEven G2の書き出し機能を、その日初めて本格的に起動した。
いや、正確には会話サポート機能は利用していた。NotePin Sが優秀なのでそれを外に吐き出すという発想がなかったのだ。
操作は2タップ程度で拍子抜けするくらい簡単だった。会議中は普通にかけているだけ。終了後にテキストデータを生成AIに投げたら、人名の補完が数か所必要だったくらいで、あとはほぼそのまま使える議事メモが完成した。
「これで十分じゃん」——声に出した。
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文字起こし無料無制限という破壊力
ここで改めて気づいたのが、Even G2の文字起こしは無料無制限だということだ。
PLAUD NotePin の無制限プランは年額4万円。月換算で3,000円ちょっとかかる。

一方でEven G2は文字起こしにコストがかからない。AIへの投げ方を自分でコントロールする手間はあるが、「とりあえず録れればいい、要約は自分でやる」という人には相当刺さる破壊力がある。
刺さる人にはめっちゃ刺さる。これは断言できる。
NotePin Sは止まらないけど、止め忘れる
その点、NotePin Sの録音安定性は高い。途中で勝手に止まったという経験は今のところない。専用ハードとして「録ることだけ」に集中している潔さが、安定感につながっているんだと思う。
ただ、ブツオジには別の問題がある。止め忘れる。
会議が終わって雑談に移行して、そのまま帰り道も録音し続けていたことがある。あとでアプリを開くと、議事の3倍くらいの時間の音声データが残っていた。AIに投げたら「会議後の立ち話と帰路の環境音を要約しました」みたいな結果が返ってきた。それはそれで面白かったが、目的とは違う。
信頼性が高いツールでも、使う人間がポンコツだと意味がない。これはガジェットの問題ではなくブツオジの問題だ。
Even G2を100%は信用できない、正直なところ
とはいえ、Even G2を完全信頼できるかというと、まだそこまでは言えない。
会議中、いつのまにか録音が途中で止まっていることがある。話中、何気にリングを触ってしまうのもあるが、他にもどうも他のアプリを同時に操作しているときに止まる”っぽい”、という感触がある。”っぽい”というのが現時点の正直なところで、まだ完全に現象を捕まえられていない。意図的に再現させようとすると起きなかったりする。タチが悪い。
文字起こし無料無制限の破壊力は本物だ。でも「これが唯一の記録」という重要な場面で、録音が止まっていたときのリスクを考えると、今の段階で100%の信頼を置くのは早い。NotePin Sとの併用か、少なくとも終了後すぐに録音データの確認をする習慣が必要だと思っている。
Even G2が好きなガジェットだからこそ、ここは正直に書いておきたかった。
今後どうするか
NotePin SとEven G2、両方使い続ける。ただしPlaudへの課金は様子見だ。
Even G2の録音停止問題の再現条件を特定しながら、信頼できる場面とそうでない場面を見極めていく。重要度の高い打ち合わせはNotePinSをバックアップに、日常的な会議やメモ代わりの記録はEven G2で賄う——そういう棲み分けが現実的だと思っている。
文字起こし無料無制限が本当に機能するなら、Even G2の本体代はじゅうぶん元が取れる計算になる。Plaudの無制限プラン年額4万円を払わずに済むなら、それだけで相当でかい。
こんな人にはEven G2の文字起こしが刺さると思う
- 会議や打ち合わせが一日に何本もあり、録音・要約が毎日の必要な人
- すでにEven G2をスマートグラスとして使っている人
- AIへの投げ方は自分でコントロールしたい人
逆に「録音の安定性が最優先」「専用アプリで完結させたい」という人はNotePin Sの方が向いていると思う。どちらが正解かじゃなくて、自分の使い方に合う方を選べばいい。
浅堀り担当なので深掘りはしないけど、そういうことです。
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